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浮田要三は戦後、大阪で子どもの詩や絵が投稿された雑誌『きりん』の編集に携わっていました。当時、子どもの造形に強い関心を寄せていた前衛美術家の吉原治良は、『きりん』の表紙絵を選んでいた浮田に作家活動を薦め、彼は吉原が主宰する具体美術協会に入ることになります。吉原を師と仰いだ浮田は制作を続けるも、10年ほど後に『きりん』を辞め、そして自ら『具体』からも離れ、その後は袋工場を切り盛りして過ごしました。
作家活動から離れて20年ほど経った60歳を間近にして、浮田はドイツへ滞在制作の旅に出たことをきっかけに再び作家として本格的に制作を始めました。本展では、浮田が制作を再開した以降の作品を中心に展覧いたします。 -
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Yozo Ukita, ハガキの作品, year unknown
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Yozo Ukita, ハガキの作品, year unknown
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Yozo Ukita, ハガキの作品, year unknown
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Yozo Ukita, ハガキの作品, year unknown
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Yozo Ukita, ハガキの作品, year unknown
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Yozo Ukita, ハガキの作品, year unknown
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Yozo Ukita, ハガキの作品, year unknown
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Yozo Ukita, ハガキの作品, year unknown
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作品写真提供: むら写真事務所
展示風景写真提供: 高橋宗正
画像の無断使用はご遠慮ください
浮田要三: 自画像
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