堀越 達人: 小さい頃は神様がいて
Kanda & Oliveira は堀越達人の個展「小さい頃は神様がいて」を開催致します。
本展のタイトルは映画『魔女の宅急便』のエンディング曲、『やさしさに包まれたなら』の歌詞にちなんだもので、堀越にとってタイムカプセルのような思い入れのある曲です。
「『神様のようなもの』をあらゆる所に感じた子供時代の精神性の延長に、今の自分の表現が成り立っている」
狭いコミュニティ内で限られた人としか会わないコロナ禍の生活や、生まれ育った田舎のスタジオに移ったことで、堀越の中で子供時代の感覚が強く呼び覚まされ、自身の想像力の震源地に触れたい衝動に駆られました。
かつての自分との対話の中で、大切なものをゆっくりと見つめ直す必要性を感じたと堀越は言います。そして、自分自身の奥底に蓄積されていたイメージが浮かび上がり、意味の追求と変容への欲求の中で、表面化されてきたのです。
「真摯にものを作るとはどういうことか、考え続けたい」
現実と想像が絡み合うとき、夢は現れる。
一般会期: 04月20日 (水曜日) ‒ 05月14日 (土曜日)
開廊時間: 13:00 - 18:00
会期中の水曜日から土曜日が開廊日ですが、5月4日と5月5日は会期中でも臨時休廊となります。ご注意ください。